February 02, 2006

■孔子の教え


今朝、『はじめての論語』という本が届いた。


読書は好きなほうで、活字中毒並なのですが、

読むのは当然、自分が好きな本か、仕事に関わる本ばかり。



あまり、教訓めいた本などは、ほとんど読んだことがない。

本棚にある中で、そういう系は松下幸之助氏の『素直な心』くらい。

でも、これは知人からの頂き物。



まだまだ未熟者のくせに、ナンだか自分の心の中には

物差しみたいなものがあって、

あまり他人のウンチクを・・・

聞く性分ではない^^; (殴られそう・・・汗)



だから、そういう教えっぽい本には手が伸びない。。

はっきり言うと、辛気臭い、面倒臭いという先入観があった。



この本の著者は、福田晃市さんという方で、

以前、ご紹介した中国兵法のサイトの管理人さんです。



今日の午後の鑑定が終わり、そのまま寝転んで(失礼^^;)

ぼーっと読み始めました。。。


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 『吾れは吾が身を日に三省す。

  人の為に謀りて忠ならざるか。

  朋友と交わりて信ならざるか。

  伝えて習わざるか。』


▼原文翻訳:::

  私は一日に3つの点について、わが身を反省している。

  人に対して真心をつくせているか。

  友人に対して誠実であれているか。

  教わったことを身につける努力ができているか。

▼中国史のエピソード

  古代中国の名君として有名な湯王は、洗面器に
  「毎日のように新しい自分を新しくしていく」という言葉を
  きざみつけ、自分自身をよくする決意を示していました。

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・・・・・ふと気づくと、すごい時間が過ぎていました。


上に書いたように、見開きで一つの教えが書かれてあり、

上には書きませんでしたが、その一つひとつに、

著者の解説が書かれてあります。   


この著者による数行の解説。


ここが、すごく易しく、優しく、前向きな、

『手法』とも言える説明がなされています。



ふと、心にとまる言葉って、ありますよね?


それがギッシリ詰まっているのです。

まさに今の自分が求めているものや、グラグラとしていたものが

「 凛 」と、正された感じ。


そうか、そうなのか!って、久しぶりの感動を覚えました。



教えは、多岐にわたります。

そして、それは生きるすべてに通じることです。

わかりやすく、著者の言葉で目次が書かれてあり、


必ず、いまの自分に必要な教えが見つかります。



何が良いのか悪いのか、混沌とした世の中でも、

ただ嘆いたり、病んだり、諦めたりせずに、

このように生きることができる、こうあるべきだという論語の精神は、

私達現代人を、励まし、救い、正してくれるように思います。


超要点解説とキーワードでわかる・使える はじめての論語








 夢を叶える開運術!
○。Fortunate cafe。○


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この記事へのコメント
母が、昔、論語を人生の書にしていると言ってたけど、
今はどうだろうか・・・?

面倒でチラッとしか読まなかったけど、
今ならもう少しは理解できるかもなあ。

3つの反省大事かも。

人のことを想い友人を想い、学んでいるかしら?

心の中にとめておこう。。。

ゆかさんありがとう。
Posted by pina at February 02, 2006 18:25